目上を敬うといった尊敬の念や縦と横のつながりを大切にしたりする精神が失われつつある気がします。
とはいえ、ちょっとばかり早く生まれたものだからと、横暴を繰り返す人を尊敬できるわけもありませんし、いくら縦と横のつながりをといったって、自分勝手な人たちとのつながりを大事にすることもできないですよね。
僕が学生の頃、加藤学長が一日でも早く何かを勉強した人がいたら、その人は先生なんだと仰っていました。
最近では、自らの欲を優先し、楽しいことに溺れていってそういった感覚が失われつつあるのではないでしょうか。
お墓参りをしてご先祖様を大切にして、親を大切にして、周りの人やものを大切にして、無意識のうちに生活する。そういった、無意識の良きこととして生活していた感覚が美徳だったのかもしれないですね。