失敗のない人付き合いはありえないんだというお話をしました。
やってしまった。言ってしまった。失敗した。恥ずかしい。カッコ悪い。
自分を責めたり、悩んだり、落ち込んだりしてもキリがありません。
失敗しても、次!次!っていう気持ちが必要です。
たとえは粗悪ですが、ゲームで負けてしまっても次!次!っていう気持ちになること多くないですか?
まさに、同じです。
人間関係の失敗のほうが、ゲームで負けるよりも多い気がします。
とはいえ、失敗しても仕方がない。次!次!はわかった。でも、どうしても関係を断ち切れないし、そうはいってもな。という声が聞こえてきます。
「自分の意見や自分たちの意見を、どうすれば相手が叶えてくれるのか」を目標に人間関係を行っているのですから、当然、自己主張しなければいけないですよね。
夫婦、家族、ご近所さん、町内、学校、都道府県、国、世界中など、社会の中に生きなければいけない人間は、その置かれた世界の中で自己主張をしていかなければいけないんです。
主義主張がぶつかり合えば、当然議論や喧嘩にもなるでしょう。そうなると、数で組んで「あいつはだめなやつだ」というレッテルを張ってくる人もいるでしょうし、無視されて、その社会の中で行きづらくなる場面だって出てきます。
でも、ここで、自分の意見をどうすれば相手が叶えてくれるのかという目標をもって人間関係を作っているんだということがわかったら、「トラブル」は避けることができないんだということも、理解できると思います。
だったら、人間関係の問題は、後回しにせず、立ち向かって解決したほうがいいんです。
一人で生きてはいけないくせに、自分に有利にさせようと相手に押し通そうと、他人とぶつかり、人間関係の苦しみや辛さを生み出していくんです。
一人では生きていけないのに、自分が、俺が、私がと、自分中心がトラブルを作り出していきます。
(わたしが)言うのだから、あなたはそれに従えばいい。
(わたしが)あなたのために、考えてあげてるの。
(わたしが)指示しているのだから、部下の君はただそれに従えばいい。
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