昨日は、隣の芝生について書きました。
隣の芝生って青く見えますよね。
この隣の芝生症候群に陥ってしまうと、自分は何をやってもだめなんだ。
あっちがいい。っていうふうになっていいってしまいます。
具体例は出しませんけれど。
ポイントをまとめると、
あなたの芝生は青くないですか?
隣の芝生は本当に青いですか?
です。
もしかしたら、1日だけ隣の芝生と自分の芝生を交換してみると、自分の芝生が青く見えるなんてことがあるかもしれません。
知らないことが苦しみを生むんだ。
そうブッダは考えたそうです。
確かに、そのとおりだなって思うんです。
今の現実の自分を見つめてください。
あなたが学生だとしても、社会人だとしても、早寝早起きなどせず、好き勝手に食事をし、酒を飲みなんて生活していませんか?
生活の乱れなんて、その人の環境によってどうにもならないことだってあるし、自分自身の選択で、乱れている場合もあります。
これからどうやって生きていこうとか、どうすればいいんだと考えすぎる苦しみもあるでしょう。
そうなると、生きていることがそもそも幸せなのか?という問にたどり着くかもしれません。
そうですよね。生きることは苦しいですよね。
もしかしたら、生きているということは幸せではないのかもしれないですよね。
どんなに若い頃運動して体を鍛えていても、老いはやってくるんです。
僕も、どんどん老眼になっています。
若い頃の生活の乱れや仕事の無理がたたったのか、体を壊せば病気にもなります。
そして、いつかは死んでいくんですね。死んでしまうことからは誰も逃れられません。
でも、生きていることが幸せではないかもしれないなっていっていたら、ただ辛いだけです。
考えるヒントです。
「恬淡虚無」(ココロに不満や欲望がなく、穏やかで落ち着いている心の状態)でしたね。
恬淡虚無の境地に立つことができれば、生きていることは幸せなんだって思えると思いませんか?