罪悪感とは

人は、こうしたいという気持ちから、行動をしていきます。その行動の結果が、最終的な結果を生んでいきます。

いわゆる、因果応報とも言えますし、縁起とも言えます。
「こうしたい」が「善悪の行い」を生んでいきます。

過去にあんなことをしてしまった。その結果、自己責任だ!お前のせいだと周りに言われたり、自分自身で自分を責め続けてしまう場面があります。

こうなってしまうと、特に責任感の強い人は自責の念に駆られていきます。

どんどん、どんどん、頭の中でぐるぐる回って、そこから逃れられなくなってしまいます。

誰かに相談しようにも、相談できる人もおらず、自分自身の中で解決しようと精神的にも追い詰められていきますよね。

そこから逃れるために、最悪な「方法」を考え選んでしまう人もいます。

言葉には、力があり意味があります。
でも、単純な意味の他にその人が生きてきた過程で作られた辞書に登録された意味もあると思うんです。

それが、ココロを囚えるのです。

言葉は完璧ではありません。
その完璧では無い言葉に、人は囚われてしまう。
だからこそ、人は辛いんです。

罪悪感とは、罪をおかした、悪いことをしたと思う気持ちです。

過去に自分が行った「こうした」が、その後の「善悪の行い」を生んでいます。

過去には戻ることはできず、過去に行った行動も取り消すことはできません。
でも、「あんなことをしてしまった」ということに気づいたら、それに向き合ったら、それはとても大きな意味があることです。

あんなことをしてしまったから、今こうなっているんです。
でも、罪ということばに囚われないということも大切なんです。